ガラスウッドと、ガラスコートの誕生秘話

瑞苑はもともと林業家です。そこで
林業家の「もったいない」の心で始まったのが木工部です。
しかし、従来の塗料には問題ありでした。
19年前、大手企業が子供用の木製安全食器をネットで探してこられたのですが、当時は安全であると認定されていた塗料を使っていたのですが、
エポキシが形を変えて入っているといわれ「ダメ!」といわれたのです。
そこで、オイル、蜜蝋、漆など色々試したのですが、それぞれ一長一短がありこれだという塗料は見つかりませんでした。
そこで、ガラスだ!!って考えが浮かんだのですが、ガラスは高温で・・・だめに決まっていると思ったのですが、
この時代何があるかわからない、ということで何か月かかってもいいから探せという職人の言葉でネットで探し続けました。
すると、ありました。常温で硬化するガラスコートが。
メーカーも国から体に安全な塗料を開発せよという号令が出ていて、タイミングよく開発者の方と共同で
木製用のガラスコートを作ってもらえるようになりました。
しかし、開発されているのは、トンネルやプール、貯水タンクにコーティングするのに硬いコートを開発されていました。
木は、収縮性がありますので、逆に柔らかくしないとバリバリにひびが入ります。
何度もコーティングしては様子をみ、また作ってもらうというのが半年ぐらいかかりました。
それでも、何年もつかとかは、わからない状態でしたが、
開発された化学者の方が大変優秀でとても長持ちする素晴らしいコートを完成させていただきました。
その証拠に18年たってもしっかりコートされています。もちろん洗うという作業が、磨くという事になりますので剥げることもありますが
リコート性もあり、ちゃんとメンテしていただけたらずうっと長持ちいたします。
私ども使っている丼は、18年使っています。完成したのが2018年。しょっちゅう使うものはメンテしています、何年かに1度ですが。
このように、完成から18年、いろんな経験をしながら今日に至りました。
ですから、自信を持ってお勧め、お届けできます。


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